自動車免許の種類と特徴を詳しく紹介

3つの種類が存在する自動車免許。
それは、第一種、第二種、仮運転免許だ。
第一種運転免許とは、普通自動車を運転するために必要となる免許のことである。
取得するには18歳以上の年齢であることと(中型は20歳、大型は21歳以上)、筆記試験と実技試験に合格する必要がある。
普通免許や準中型免許、原付免許など、第一種運転免許には10種類の免許が存在する。

一方、第二種運転免許とは旅客を旅客自動車に乗せて運ぶ際に必要な免許のことだ。
旅客自動車にはバス、タクシーなどがある。
ただし、レンタカーや送迎のための自家用車などは、旅客自動車には含まれないので注意したい。
夜間に酔った利用者のために自宅まで送迎する自動車運転代行業は、第二種運転免許が必要になる。
第二種運転免許は5種類あり、免許を取得するためには21歳以上かつ第一種運転免許を3年以上にわたり所持しておかなければならない。

そして仮運転免許とは、公道で運転の練習ができるようになる免許のことである。
教習所で運転の練習はするが、公道でスムーズに走れるようになるためには、実際に道路で練習をして運転技術を身につける必要があるのだ。
仮運転免許を取得することで、初めて公道での運転が許可されることになる。
自動車免許を取得する場合は、仮運転免許取得からスタートし、第一種運転免許を取得して第二種運転免許を取得するという流れになる。
仮運転免許には6か月の有効期限があり、それを超えてしまうと免許は無効になってしまうことに注意したい。
6か月以内に本免許試験を通過するか、教習所で卒業認定を受ける必要があるのだ。